【ご報告】SOCIMO SALON Vol.2 ちょいレポ!
開催日時:2009.06.13(sat) 13:00~17:00
会場:海洋船舶ビル10階(東京都港区虎ノ門)
主催:Cause/CANPANプロジェクト
後援:株式会社 Granma
きょうよりも素晴らしいあすを創造したい……。
そんなソーシャル・モチベーション(ソシモ)を胸に秘めたたくさんの人たちとともに作り上げるSOCIMO SALON。豪華なゲストを招きホットに盛り上がったイベントの様子を、“ちょいレポ!”します!
SOCIMO SALON Vol.2のテーマは、「これからの女性の生き方、働き方」。ゲストに『チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える』などの著書で知られる写真家の渡邊奈々さんをお迎えして、初の女性限定イベントとして開催された。会場はほぼ満席。100名近い女性の華やかな雰囲気を前に、Cause代表の本村拓人がイベント開会のご挨拶。「男の中の男を目指す本村です!」発言で会場を盛り上げる。
開会の挨拶が終わるといよいよ渡邊奈々さんの講演がスタート。超一流企業や世界的なファッション誌をクライアントに、カメラマンとして成功を収めたはずの渡邊さんが、なぜか空虚さを感じ、導かれるように社会起業家を追い始めるまでの過程を語っていただいた。自分の心の声に耳を傾けた結果、ソーシャルな生き方を選んだ渡邊さんの物語に、会場のあちこちで参加した女性たちが大きくうなずく。


ワークショップでは、「皆さんが変えたいと考える日本における一番の社会問題とは?」というテーマで、テーブルごとにディスカッションが行われた。参加した女性たちは、社会問題に高い意識を持った方々が多いのか、すぐに活発な意見交換が始まる。その後、各テーブルから1名が話し合いの結果を発表。「コミュニケーション不在」のほか、「出産後のキャリア」など、女性ならではの意見も並んだ。
最も関心の高かった「教育」というテーマをピックアップし、再度ディスカッション。「教育を改善するために、どのような解決方法が考えられるか?」という切り口で意見交換が行われた。そして再び各テーブルから1名が発表。さまざまな提案に対して、渡邊さんが総括的なコメントを述べた。誰の心にもある前向きなパッションが共有されて、会場に力強いエネルギーが満ちていく。


途中、『チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える』、『社会起業家という仕事 チェンジメーカーⅡ』を編集した日経BP社の三田さんがマイクを握るハプニングも。そのほか質疑応答や参加者同士の交流会などが行われ、4時間があっという間に過ぎた。“自分の心に素直になる生き方”に触れ、“きょうとは違う自分”の可能性に気づいた参加者が、満足そうに会場を後にする姿が印象的だった。
SOCIMO SALONを振り返って
MESSAGE from GUESTS
渡邊奈々さん略歴
東京生まれ。1975年よりニューヨーク在住。1977年、リゼット・モデル氏より写真を学び、1987年にはアメリカン・フォトグラファー誌より年度賞受賞。2000年から日本のメデイアで世界中の社会起業家の紹介を始める。
渡邊奈々さんの感想
参加してくださった皆さんは、“より良い社会に作りたい”という意欲を持っていらっしゃる方ばかりでしたね。誰もが、身のまわりの矛盾には気付いているけれど、それにどう対処していいのかがわからないだけ。きょうのイベントでも言いましたけど、まずはその社会問題について調査してみることから始めてみるといいですよ。きょう感じた気づきや学びを、日常に戻っても忘れないでください。そして、具体的な行動につなげるきっかけにしてもらえるとうれしいです。
次回SOCIMO SALON Vol.3
テーマは「マニュアルなしで作る自立型組織のマネジメントとは?」です。「感受性教育で社会を変えよう!」を合言葉に、素人ばかりのミュージカルを運営するNPO法人コモンビート。日本のNPOの約半数が、年間500万円未満の規模で活動しています。しかし、コモンビートの事業規模は、なんとその10倍以上。そこに隠された、組織マネジメントの秘訣に迫ります!
ウェブマガジン「Whose real is it!?」もぜひご覧ください!
見ず知らずの誰かの痛み。それは本当にあなたと関係ないことでしょうか? 貧困、紛争、人種差別、教育問題、女性の社会進出、環境破壊……。Causeが運営する「Whose real is it!?」は、放ってはおけない世界の、そして皆さんの問題に挑む社会起業家の活動や企業の取り組みを、精力的に取材し、お届けいたします。



